6月に行われたG20大阪サミットでは1,000台以上のトランシーバーが使用されました。 しかも、セキュリティー上、盗聴の危険が最も低く、使用チャンネルも50系統以上という条件を満たすものとして、ほとんどのセクションでIPトランシーバーが使われました。 各チャンネル同士の混線がまったくない上に、長時間使用でもバッテリーの減りが少なく、非常に快適に交信できました。 このような大型コンベンションではIPトランシーバーがこれから大活躍すると思います。

例年7月に催されている、幕張メッセのほとんどのホールを使うゲームイベントでは、年々IPトランシーバーの使用台数が増え、今年は500台を超えました。 チャンネル系統数の限界を気にせずに増やせること、交信距離も気にせず、他のイベントとの混線もまったくないことが最大の魅力とのこと。 デジタルトランシーバーの時のネックがすべて解消されました。 来年はIPトランシーバーの使用台数がもっと増えると思います。

某スポーツメーカーのショップが札幌と福岡にオープンした時のイベントで、同時カウントダウンイベントを行う時にIPトランシーバーはたいへん役立ちました。札幌と福岡で交信できることも驚きでしたが、カウントダウンの際、LOCK状態にするとマイクを押さずに5分間多重通話ができるのがとても便利でした。進行業務の一番大事な瞬間に強い味方になってくれますね。

川奈ホテルのゴルフコースでIPトランシーバーを使わせていただきました。インコースのスタートホール、中間地点の5番ホール、15番ホールとクラブハウスとで問題なく交信できたのには正直ビックリしました。これからゴルフ大会の運営には威力を発揮していくと思います。

幕張メッセのイベントに出展した同じクライアントのブースが8ホールと別館11ホールの2か所にあり、両方を管理するのに通常のトランシーバーでは届かず困っていたので、IPトランシーバーを初めて使用いたしました。問題なく届きましたし、混線の心配もまったくなかったので本当に助かりました。

例年行っているイベントで通常のトランシーバーではどうしても届かないところがありました。グランドプリンス新高輪と高輪及び品川プリンスホテルの3会場です。また、新高輪の中でも国際館パミールの会場と飛天は繋がりませんでした。その部分の交信をIPトランシーバーにしたら、問題なく繋がりました。さらに品川駅の案内スタッフとも新高輪プリンスの事務局から交信でき、とても便利でした。

パシフィコ横浜の国立大ホールにある事務局と展示ホール、会議センター、インターコンチネンタルホテル、みなとみらい駅で交信できるトランシーバーはないかというリクエストをさせていただき、IPトランシーバーを初めて利用しました。どの場所もクリアに交信でき、今までのボトルネックを解決できました。