3月11日 思いあらたに

  • Mar 12, 2012
  • Pankie Koba

昨日は1年前の東日本大震災のことを思い、改めて、生かされている自分の幸せと、仕事ができる喜びを噛みしめました。

10年後の2022年にはアナログ電波の無線機は使用できなくなると総務省の通達が一昨年ありましたが、大地震等の非常事態の時、携帯ラジオと同じく、無線機もアナログ波がいかに威力を発揮するかを再認識してほしいと思っております。

弊社はコミュニケーションの一端を担う仕事としてトランシーバーレンタル事業を営んでおりますが、コミュニケーションは「絆」を生み出すものです

「絆」は半分に分かれたものを糸で繋ぐという意味と同時に、半分ずつという人間関係がとても大事なんだと示唆しているように思います。

電波状況が悪くても必死に繋がってようとする姿勢、雑音まじりでも絶対に切れるものかというアナログ波は現場主義、電波状況が悪くなると情け容赦なく切れてしまうデジタル波は官僚主義に例えられるんではないでしょうか。また、昨年の3月11日、携帯電話や一般電話がまったく繋がらない状況も、デジタル回線のひ弱さを露呈しました。

非常時に、雑草のようなアナログ電波が活躍するのは、人間と同じです。これからの非常時に備え、アナログのトランシーバーを学校、病院、老人施設、大型娯楽施設、スタジアムなどに常設で配備することを総務省に提言し、官僚ご都合主義だけで、アナログ波の無線機が廃止になることは食い止めなくてはと、思いをあらたにいたしました。

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