ONE PIECE
言わずと知れた、日本を代表する漫画です。
週刊少年ジャンプにて1997年から連載しており、現在は96巻まで刊行されています。
57巻以降は初版発行部数300万部以上を10年以上続けていて、出版国内最高記録をいくつも保持し、2015年6月15日に「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス世界新記録に認定されています。
ワンピースも連載を20年以上続けているため、〇〇編というのが多く存在します。
現在は前編にあたる『サバイバルの海 超新星編(1巻~61巻)』を終え、後編にあたる『最後の海 新世界編』が連載されています。
連載が長く続いているため、一度は読むのをやめたワンピースファンも多く存在しているようです。
その中でも最も多いのが『空島編』ではないでしょうか・・・
個人的には『空島編』も嫌いではないのですが、そう言った声を多く耳にします。
理由としてはその前の『アラバスタ編』の存在が大きいのではないかと思っています。
仲間との出会いと別れという感動的なシーンが続いた後では、いささか物足りなさを感じた人が多くいたのかもしれません。
しかし、この『空島編』には今後のストーリーに関わる重要な部分も多く絡んでいますので、是非とも再読または視聴し直して欲しいと思います。
『エニエス・ロビー編』が個人的には好きです。
いくつもの戦いを超えてきた一味が仲間の為に世界政府と戦う話なのですが、ここで一味の戦闘力が一段上がるところが見どころです。
これぞ「ジャンプ漫画!」というように強敵と戦い強くなる感じが最高に面白です。
ルフィの「ギア2nd」やゾロの「九刀流」、サンジの「悪魔風脚」など、後のストーリーでも活躍する必殺技が出てきたのも『エニエス・ロビー編』からですし・・・。
『エニエス・ロビー編』で一番好きなシーンは、やはり何と言っても「メリー号との別れ」のシーンです。
もう動けないと診断されながらも仲間の窮地に駆けつけ、みんなを助けたときは興奮しました。
さらに、仲間に見届けられながらの別れ際に、メリー号の今までの感謝とこれ以上運んであげられないことに対する謝罪のシーンは涙なくして見ることはできません!
ジャンプで泣き、コミックで泣き、アニメでも泣き、スペシャルアニメ特番でも泣きと何度見ても涙が零れおちます。
ほんともういつ見ても感動する名シーンです。
感動的な話は多く存在します。
最初の『東の海編』は特に多いと感じます。
仲間が個々の思いを抱えるの中での「出会いと別れ」や「今までの感謝」。
仲間の抱えるものが垣間見えたり、出会いと別れや今までの感謝・・・それらが合わさっているため、仲間が増えるときは泣きそうになります。
感動的なシーンの中でも、『頂上戦争編』の白ひげとエースの死にはひときわ衝撃を受けました。
白ひげの逃げ傷なしの生き方。
エースの孤独を癒してくれた家族と兄弟への「愛してくれてありがとうの言葉」はワンピースの中でも特に印象深いです。
現在はTVCMでも「全伏線、回収開始」と名言しているため、今まで謎だった部分の解消が待ち遠しいです。
様々な考察もされているため、どのような結末を迎えるのか楽しみで仕方ありません!
ただ、謎が解け、物語が終わってしまうと思うと、嬉しいようで寂しい気持ちが強くなってしまいます。
終わらずに伏線だけ回収してくれないかな?・・・・・無理か(;^_^A